20231014
リクエストでレックス・オレンジ・カウンティ(Rex Orange County)のライブはすばらしい、みんな歌っていてすごいぞという感想が送られてきました。
最近はもう洋楽のコンサートがすごく復活してきていて、どこもお客さんがいっぱい入っていて熱い空間が作られていてすごいなと思うんですけれども、最近結構みんなシンガロングをやりますよね。音楽の聴き方自身が抜本的に変わってきたっていうのは、このサブスク時代において明らかな傾向なんですけれども、邦楽でもそうですけれども、みんなアーティスト単位よりは曲単位で聴くんですよね。さすがに洋楽っていうのはまだ曲単位というのはものすごく強い傾向としてある訳ではないんですけれども、でもそういう傾向があって、特にポップ系アーティストっていうのはこの曲とこの曲を聴きたいがためにみんな来てるんだなと。その曲が始まるといきなり大合唱が始まって、ああ面白いなという。本来的な音楽の楽しみ方、それこそ60年代なんてシングルが圧倒的な市場だったわけで、古に戻ってきているのか、それともここに未来があるのかよくわからないですけれども、サブスクというのは音楽の聴き方を変えていって、それはライブや何かにおいても顕著に表れているなというのが長い歴史を知るおじさんの最近の感想であります。