20110506
児島由紀子「ザ・ストーン・ローゼズのジョン・スクワイア(John Squire)とイアン・ブラウン(Ian Brown)が和解したんですよ。」
渋谷陽一「何十年ぶりって感じですね。」
児島「15年ぶりです。二人が口をきいたのは。しかも、二人が会ったのはマニ(Mani)の仲介によって、マニのお母さんが亡くなった時の葬儀で会わせたみたいなんですよ。今までに何度もマニがこの二人を会わせようとしたんですけれども、どっちかが来るとどっちかが来ないという感じで、ずっとお互いを避けていたんですよ。ついに今回は、お互いにあって、抱き合って、背中を叩き合って、非常に盛り上がっていたそうです。」
渋谷「いい話じゃないですか。」
児島「私もうれしいですよ。北欧人って頑固だからこの二人はずっといがみ合ってるんじゃないかなぁと思っていたのでうれしかったです。」
渋谷「それはイギリスでもかなり話題になったんじゃないですか。」
児島「もうほとんどのメディアで出てましたよ。」
渋谷「たいていの人はそこから、ではと期待するんですけれども、それはないんですかね。」
児島「そういう期待は当然ありますけれども、こっちのメディアがドワーっとマニの方に再結成するのかと質問したから、マニが怒って俺はおふくろが亡くなったばかりなのにこういう話にしないでくれと。本人は今はLAに逃げています。」
渋谷「児島さんのレポートは熱かったですね。やっぱりこのザ・ストーン・ローゼズへの思いというのは、ある一定の世代や熱心なファンにとっては日本の場合でも厚いですし、イギリスに至っては国民的なニュースになるという所なのかもしれません。」