ラジオFMのメモ

NHK-FMWorld Rock Nowでの渋谷陽一氏の解説で面白かったものをメモしてゆきます。

ニール・ヤング(Neil Young)、クレイジー・ホース(Crazy Horse)の演奏が下手な事を認める

20121214

 今年になって二枚目のアルバムになるという、ものすごい量産体制に入っておりますけれども、ニール・ヤング。しかも今回のアルバムは二枚組み。もう表現意欲と表現エネルギーが爆発している状態のニール・ヤング65歳でございます。前作が世の中に存在するプロテストソングのスタンダードナンバーを集めて、それをカバーするという、これはこれで実にニール・ヤングらしい作品だったんですけれども、今回は完全なオリジナル作でございます。いきなりディスク1の一曲目の曲が27分の曲で、どうしちゃたんでしょうニール・ヤング。すごいですね。本当に長い曲が多く爆発しております。今回は、クレイジー・ホースと久しぶりにやったということなんですが、最近ニール・ヤングは自伝をだしまして、これが大変面白い作品で、一行目から僕はやられてしまったんですけれども、非常に正直にニール・ヤングらしい文体でいろいろなことが書かれているんですが、最新作をクレイジー・ホースと一緒にやっていることについて、いろいろな人に「クレイジー・ホースみたいに演奏もできないバンドと一緒にやって何が面白いんだ」みたいなことを言われるけれども、俺はクレイジー・ホースのグルーブが大好きであそこでしか表現できないものが欲しくてレコーディングをするんだとコメントをしていて、演奏できなっていう部分は否定しないんだみたいな、ビックリしたんですけれども、このハチャメチャなクレイジー・ホースのエネルギーと八方破りの演奏スタイルと、ニール・ヤングの今のテンションと表現欲求みたいなものがものすごい高いレベルでぶつかり、有機的に結合した作品となっております。She's Always Dancing。



Psychedelic Pill (Alternate Mix)



For the Love of Man



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